薬膳で免疫力アップ!
薬膳で免疫力アップ
皆さんは、『医食同源』(いしょくどうげん)という言葉を知っていますか?
医食同源という言葉は、中国語のように思う方が多いと思います。
実際、私もそう思っていました。
Wikipediaによると、「「医食同源」という言葉自体は中国の薬食同源思想から着想を得て、近年、日本で造語された。この言葉「医食同源」は発想の元になった中国へ逆輸入されている。」とあります。
医食同源とは、「日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方。」を示し、1970年代、NHK「きょうの料理」で使われた言葉という説明がありました。
私が子供の頃、家に「医食同源」というタイトルの料理本が、自宅にあったことと時代は一致します。(年齢がバレますね・笑)
私は、ケアマネカウンセラーとして活動する中で、「心と体を調える」ということを「テーマ」としていて、心と調える「カウンセリング」に対して、体を調えるという部分は、「病気の予防」に着目しています。
それは、私がケアマネジャーや心理カウンセラーである前に、看護師という医療従事者であったことも関係あるかも知れません。
「心身症」という名前があるように、以前から、ある種の病気の発症や進行に心理的な要因が影響することが知られています。
最近ではこの関係が実証されてきていて、例えば、ストレスが多いと風邪などの感染症にかかりやすくなること、心臓病などの病気にかかりやすい性格や行動があることなどが有名です。(厚生労働省・心の健康より)
こころの健康を保つには多くの要素があり、適度な運動や、バランスのとれた栄養・食生活は身体だけでなくこころの健康にも大きく影響します。
私自身の経験でも、10年以上前に、強いストレスにより発症した「バセドウ病」と言うホルモン異常の持病が改善された経験があります。
先月受けた人間ドックの検査結果が、改善されているのを見て心と体の繋がりを確信しました。
「医食同源」の語源となった、中国に古くからある「薬食同源思想」は、「中医学」と呼ばれる中国伝統医薬学から来るものです。
「薬膳学」はその「中医学」に含まれます。
「薬膳」とは、内臓の働きに合わせて、食材と生薬を用いて体のバランスを整え健康を守る料理です。
この連休を使って今、その勉強をしながら「薬膳粥」(薬膳のお粥)を作って食べています。
⇑ この写真は、ニラとカブの薬膳粥です。赤く見えるのはクコの実です。
かぶは消化を助け、ニラは整腸作用と身体を温める効果があります。
今日も最後までブログを、読んで頂きありがとうございました。
