トラウマ 墓場まで持って行きたい心理

トラウマ 墓場まで持って行きたい心理

 

あなたの人を許せない気持ちって、

どのくらい続きますか?

 

私は、ケアマネジャーとして日々、

サービス利用者宅を、毎日、訪問していますが

面談の中で、過去の辛かったこと、嫌なことを言われたなど

いつまでも忘れられないと話す方と時々出会います。

 

こんばんは、介護をする人の心と体を整える

ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。

 

過去に起こった出来事がいつまでも忘れられない

というのは、潜在意識に書き込まれているからです。

 

人の意識には、顕在意識と潜在意識の2種類があります。

皆さんの中にも、聞いたことある、知ってるよと言う人も多いと思います。

 

顕在意識とは、自分が見て確認して考える意識。

潜在意識というのは、無意識と言われる自分が普段

気がついていない意識といわれています。

 

その占める割合は、潜在意識が圧倒的に多く

顕在意識が約3%なのに対して、潜在意識は約97%

 

潜在意識には、私たちが生まれた時から、

たくさんの情報が書き込まれています。

その書き込みは3歳で75%、12~13歳で残りの25%が

書きあがってしまう。

 

それから先は、よほどショックな出来事や

繰り返し覚えたこと以外は、潜在意識には書き込まれないと

言われています。

 

あなたのその忘れられない出来事は、心に深い傷となり、

繰り返し何度も自分が思い出しては、苦しんできたことでも

あるのでしょう。

 

過去のブログでヒプノセラピーについて紹介しましたが、

催眠状態になることで、子供の頃の間違った思い込みを書き換える

年齢退行と、その奥の前世、その人生から今世の生き方を見直す前世療法

どちらも、潜在意識を活用した心理療法です。

 

私の夫も、子供頃にいじめを受けていた過去があります。

小学生の頃の記憶です。

それは、潜在意識に書き込まれて、50年以上経った

今でも、鮮明に思い出せると言います。

自分をいじめた友達の言葉、表情、名前、その背景。

学校に行くのが嫌で仕方なかったけど、

家にはもっと恐いお父さんがいて、行かないわけには行かなかった。

 

子供なりにもう一つ言えない理由があって、

お父さんは、市役所に勤める公務員。

でも、短気で、喧嘩っ早いお父さんでした。

そんな父親に話したら、学校に怒鳴り込んで

大変なことになることがわかっていた。

だから、話せなかった。

 

それでも、ある日、どうしてもいじめに我慢できなくなり

学校の机を蹴飛ばしたり、投げたりして大暴れ

(体は当時から大きかった)。

結局、お父さんには知られることになるのですが、

教師からは問題児扱いされ、とても辛い思いをしたと

繰り返し、私に話します。

 

話を聞いた当時は、まだ、カウンセラーの勉強はしていなかった

ので、どうしてそんなに長い間、忘れられずにいるのか、

何度も同じことを思い出してしまうのかが

わかりませんでした。

 

潜在意識の中にしっかり、書き込まれているので

テレビなどで、いじめに関係することが流れただけで

記憶が呼びもどされる。

それを、人に話すから、さらに記憶が鮮明になる。

 

 

最近、夫にヒプノセラピーを勧めて、受けてもらいました。

その中で、いじめの場面を再現し、辛かった気持ちを

話してくれましたが、思い出したくない記憶のはずなのに、

本人は忘れたくないというのです。

この記憶は、墓場の中まで持っていくからいいんだと。

 

その時の会話のやりとりで、気づいたんです。

 

夫にとって、子供の頃、いじめを受けて、切れて暴れた記憶は

ひどい目にあったと言いながらも、

自分自身を取り戻した瞬間でもあったことを。

まして、父親がいじめを知って

結果的に、自分を守ってくれた記憶だったことが

わかりました。

 

今でも、夫は自分のいじめを受けた過去の話をしますが、

そうだったんだ~で、聞き流しています(笑)

 

人は、自分を悲劇の主人公のように話をして、共感を得ようとします。

でも、本当にトラウマになっているような辛いことは

そんなに、周囲に何度も話せることではありません。

夫はすでに乗り越えて、武勇伝を語っているだけだと解って

ほっとしました。

 

あなたも、そんな経験ありませんか?

 

自分が語っていることと、自分の本当の気持ち、実は、違っている。

それに気がついたとき、人は変われるのです。

 

あなたの語る許せない気持ち、もう1度見つめなおしてみませんか?

 

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