【徳を積む】と幸せになる。介護で徳積み

 

【徳を積む】と幸せになる。介護で徳積み

皆さん、こんにちは。

介護に関わる人の心と体を調える、ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。

皆さんは『徳を積む』という言葉を聞いたことはありますか?

 

私も、徳を積むと幸せになると言うことを聞いたことがあります。

果たして、徳を積むとはどういうことだろうと考えてみました。

徳の積むとは、人のためになる善い行いをすること。

 

特に、人に知られないように陰で行うことを『陰徳』と言って、

特に徳が高いと言われています。

 

慈善団体に寄付したり、神社やお寺にお賽銭や

お布施をたくさんすることなのか?

それはそれで、お金が周って良いことなのでしょうが、

そうなると、お金の無い人は徳を積めないことになりはしないか?

いろいろ考えていたら、ふっと頭に浮かんだのですが、

 

徳を積むということは、損得抜きに、自然に人のためになる行動が

できることではないでしょうか。

 

だから、仕事も損得を考えないでできるなら、徳を積むことになるのかな?

ちょっと、難しいですけどね。

 

 

皆さんは、オスカーワイルドの童話、

『幸福の王子』をご存知でしょうか?

題名だけでは、思い出せないかもしれませんが、

王子の銅像とツバメの話しと聞けば、思い出す人も多いかな?

子供の頃、読んだことがあると言う人も多いのでは、ないでしょうか?

 

あらすじは、

地位も名誉も美貌も兼ね備えていた「幸福の王子」。

亡くなってから宝石と金箔で飾られ、豪華な像となった王子は、

町の貧困を知って悲しみます。

ある日、王子の像で羽を休めていたツバメに、

自分の宝石や金箔を、貧しい人たちに渡してほしいと頼みました。

ツバメは王子の願いを叶えるため、あちこちに飛び回ります。

ツバメは、宝石が外れて、目が見えなくなった王子を一人にはしておけず、

暖かいエジプトに渡るのをやめ、王子に町の様子を伝え続けました。

そのうち、宝石も金箔もすべてなくなり、ツバメは寒さで死んでしまう。

そしてツバメの死を知った王子の、鉛の心臓も壊れてしまいました。

みすぼらしくなった王子の像を町の市長たちは、

ツバメと一緒に捨ててしまいます。

神様が「町の中で最も貴いものを二つ持ってきなさい」と天使に言いました。

天使は王子の鉛の心臓と死んだツバメを持っていくと、

「正しいものを選んだ」と神様は王子とツバメを天国へと連れて行きました。

というお話です。

『フランダースの犬』のような悲しいお話で、人は死んでからじゃないと救われないのかと、

悲しい気持ちになったのを覚えています。

徳を積むということを考えていると、急にこの童話が頭に浮かび、

読み直すことにしました。

 

 

大人になって読み返すと、何故この悲しい童話が、

世界中に広まったのかが、わかるような気がしました。

陰ながら徳を積む、『陰徳』ってこういうことをいうのでしょう。

 

著者のオスカーワイルドは、自らの子供たちに

「この本は、子供ための本じゃないんだ。

子供のような心を持った18歳~80歳の人たちのためなんだ」

と語っていたことでもわかります。

 

最期に、ツバメが、エジプトに旅立つと思っている王子に向けて、

発したセリフが印象的でした。

「僕が行くのはエジプトではないんです。死の家に行くんですよ。

死というのは、眠りの兄弟ですよね。違いますか?」

そしてツバメは、王子の唇にキスをすると、足元に落ちて死んだ。

その時、像の中で何かが壊れるような…ぴしっと奇妙な音がした。

王子の鉛の心臓がぱちっと二つに割れたのである。

私は、まるでこの王子とツバメが、心の深いところで繋がっている

『夫婦の姿』に感じました。

 

 

例えれば、ツバメは奥さん、王子様は夫という感じでしょうか。

逆の方もいらっしゃるでしょうが、介護って徳を積む姿だと思いませんか?

介護になった人は、介護になることによって、

見えなかったものが見えてくる。

自分の人生や、家族の存在の大切さ、お金よりも大切なものを知ると思います。

介護する人は、その人の代わりに希望を叶えたり、

社会に出て仕事をしたり。

大切な人のために、何かをすることに幸せを見出すようになる。

 

徳を積むのは、お金が入るからだと思っている人は、

本当の幸せは、掴めないかもしれません。

 

介護をしているあなたは、もうすでに徳を積んでいる。

 

私は、その力になることで、徳を積みたいと思います。

 

 

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