第3話 親をあずけたくなる老人ホームとその料金とは

第3話 親をあずけたくなる老人ホームとその料金とは

皆さんは、お住いの地域にどんな介護施設があるのか

ご存じですか?

介護をする人のの心と体を調える、ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。

 

自宅で介護ができなくなって、入所施設を探そうと思う時、

いろいろな種類の施設があって、どれがいいかわからない

と悩む人が多いようですね。

今日は、入所施設と高齢者住宅の違いと、

その料金についてお話しします。

 

介護保険が使える施設は、3種類あります。

以下のの施設は、入居基準や料金が違います。

料金は、要介護度(1~5)と、収入に応じて、4段階に分かれます(申請が必要)

それぞれの特徴と料金を安い順に紹介したいと思います。

 

特別養護老人ホーム(別名:特養)

要介護3以上が対象

特徴は、車いす生活~寝たきりの人が多く介護が中心。

夜は看護師が泊まらないので 医療処置が多い人の入所は難しい。

個室か2~4人部屋があります。

料金は、要介護度別に分かれていて、だいたい4万円~15万円くらい。

だいたい年金の範囲内で入れるようになっています。

昔は申し込み順に入れましたが、

今は、入居の審査により順番が決められます。

要介護度が高い、1人暮らし、介護者する人がいない、

経済的な理由で、自宅で十分なサービスが使えない人

などの理由で順番が変わります。

もし、順番が来た時に、自宅でまだ介護できる状況であれば

保留という形で、順番を待つこともできます。

 

介護老人保健施設(別名:老健)

要介護1以上が対象

老健は、自宅と特養の間の中間施設で、リハビリが中心で

歩けるようになれば自宅に戻ることもできます。

リハビリ職員が多く、看護師が24時間います。管理しているのは医師です。

最近は条件を満たせば、看取りを行える施設も増えてきました。

料金としては、8万円~15万円くらい。

料金としては安価ですが、入居期間は原則3~6ヶ月と短いのが特徴です。

施設によっては、認知症の重い人を介護してもらえる

認知症棟を持っているところもあります。

認知症の人にも同じようにリハビリを行います。

料金は、一般の人が入るところよりも少し高いですが、

同じ認知症専門のグループホームというサービスよりも安く、

低所得者には食費と部屋代が安くなる申請もできるので、

入所しやすいかもしれません。

 

療養型医療施設(別名:療養型病院)

寝たきり状態の高齢者でも、特別養護老人ホームよりも

重度の要介護者を多く受け入れています。

サービスは、痰の吸引、経鼻栄養、酸素吸入といった

医学的管理下での看護と介護です。

療養型の病院は、月額費用はおよそ9~17万円と、

安価でサービスが受けられます。

しかし、老健や介護医療院への転換が決まっており、

2024年3月末までに廃止の予定です。

 

以上を踏まえて、施設を選ばなければなりませんが、

病院から、家に戻らずに施設に入る場合は、

病院の医療相談や市役所の介護保険担当の課

相談してくださいね。

 

介護保険施設以外の、民間施設

介護保険施設以外にも、介護職員が常駐している高齢者住宅があります。

・有料老人ホーム(一部介護付き)

・グループホーム(介護付き)

・サービス付き高齢者住宅(別名:サ高住)

・ケアハウス

以上のサービスは施設ではなく自宅扱いになりますが、

「介護付」の場合は介護保険が適用されるため、

1ヶ月の自己負担額は介護度別に決められているため、

月々の支払いのイメージがしやすいでしょう。

注意点は、介護保険の利用限度額すべてを使うことになるため、

「介護付」に入居すると、その他の介護サービスは

利用できなくなります。

料金は、介護付き有料老人ホーム、グループホーム共に、

15~35万円程度です。

 

介護のついていないサ高住や、ケアハウスは、

完全に自宅扱いなので

ケアマネジャーと契約を結び、ケアプランを立ててもらって

自宅で利用できるサービスと同じサービスが利用できます。

ケアハウスは、介護が重度になると別な施設に映らなくてはなりません。

高齢者住宅では、家賃と食費、管理費は別途かかりますが、

終身生活が可能なところも多いです。

 

料金としては、お部屋のグレードや、食費で大きく左右されますが、

番安い、ケアハウスで8万~16万円(所得別)

サ高住で、12万~30万円と年金だけでは難しい金額のところもあります。

 

皆さんは、以上の違いを読んで、どんな感想を持ちましたか?

「施設に入るには、こんなにお金がかかるんだ」

そう思った方も多いと思います。

地域によって、施設が多い地域、少ない地域もあり

自分の住み慣れた地域で、施設が見つからずに

地方の施設に入る人もいますが

介護保険施設では、それも難しくなりつつあります。

 

自宅での介護サービスが今、見直されているのもそのためです。

 

国は、サービス付き高齢者住宅を、自宅とみなしています

確かにケアマネジャーが必要ですし、サービスは選ぶことができます。

賃貸のお部屋なので個室ではありますが、

認知症を患っている人や車いす生活の人、寝たきりで体に管が入っている人などと、

入居している人は施設と変わらない人も多い。

働いている職員は施設よりも少なく、介護保険施設以上に管理が大変なため、

日中はデイサービスを施設内に作って、利用を勧めるところも増えています。

介護保険施設ではないため、料金的に見ても補助はありません。

自宅扱いするには、やや無理があるように思えてしまうのは、

私だけでしょうか。

 

 

 

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