認知症だとわかっていても…

認知症だとわかっていても…

高齢化に伴い、認知症を患う人が年々増えています。

国の調査では、2025年には5人に1人が、認知症になるという予想もあります。

最近は、食事や運動、生活習慣、性格などが認知症の発症と関係があると、

テレビでもよく放送されていますが、予防できるといいですね。

運動の苦手な、ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。

 

私はケアマネジャーという仕事柄、認知症の方と接する機会が非常に多いのですが、

一言に認知症と言っても、その原因によりいろいろな症状が出るので、

介護しているご家族はいつも、気が休まらないと話されます。

 

アルツハイマー型認知症という言葉は、聞いたことがある人も

多いのではないでしょうか。

脳が何かの原因で縮む病気で、認知症の約6割を占めていると言われています。

症状は、物忘れや不安から始まって、

被害妄想や、やる気がなくなる、

徘徊が始まるなど段階を追った症状が出るため、

家族や周囲の人からも認知症にかかったことが、比較的、分かりやすいと言えるでしょう。

 

「認知症だとわかっていても、腹が立つんですよね」という言葉をよく聴きます。

 

何度も同じことを聞いてきたり、「お金がない」と何度も催促されたり

「介護している私に対する態度と、主人(息子さん)に対する態度が全然違うんです。

時々本当にわからないのだろうか?と疑問に思う」と話す人もいます。

認知症の高齢者を介護している家族の方のストレスは、

笑って話していても、痛いくらいに伝わります。

そういう時、ケアマネカウンセラーの立場で、介護している人に訊いていくと、

いろいろなことを話してくれます。

どういう風に訊くかというと、認知症で困った行動が起きているときの事を

イメージできるまで訊いていきます。

「どんな時にお金がないと言うのか」

「お金は誰に欲しいとねだるのか」

などと訊いていくと、その対処方法が見えてくる時があります。

ある訪問先で、認知症の義母のお金を管理しているお嫁さんから

話がありました。

お姑さんとお金のことで、いつも口論になってしまうということでした。

お金は渡すと買い物に行ってすぐになくなってしまいます。

時には、部屋のどこかにしまい忘れることも。

「渡したばかりだよ」と言って、渡さないと逆切れする。

毎日のように「お金を頂戴」と言うのですが、ご主人(息子さん)には

言わないのだそうです。

息子さんには、昔から言えないのかしら等、訊いていると

そのお嫁さんは、

「私がお金を管理しているからかもしれない」

と気が付きました。

「私ににお金を盗られたと思っているからですよね。

今度言われたら、旦那にお財布を返したからと話すことにします!」

と話し、すっきりした表情になりました。

人と話をすることで、新しいひらめきが生まれることが

あります。

もし、このブログを読んでいるあなたも、1人で悩んでいるなら、

担当のケアマネジャーに話を聴いてもらいましょう。

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