まりもの日

 

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まりもの日

1952(昭和27)年のこの日、北海道阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定されました。

私は北海道釧路市が出身です。

阿寒湖は実家から1時間半離れた、釧路市阿寒町にあります。

阿寒湖畔には、今でもアイヌ部落があり、お土産屋など経営している人もいます。

子供の頃、阿寒湖の遊覧船に乗って、家族で阿寒湖の中心にある島に「まりも」を見に行きました。

 

 

そこで聞いた、アイヌに伝えられているマリモの伝説を今も覚えています。

その昔、阿寒湖畔の小さな村に美しい娘セトナがおりました。
セトナはその村の酋長の娘で、酋長が定めた男と結婚する約束がありました。
ところが、セトナはそのしもべ、マニベといつしか恋仲となってしまいました。
マニベがしもべであるために、二人の恋はついにかなわず、やがてセトナは約束の男と結婚することになりました。
けれども婚礼の夜、セトナはマニベを忘れることはできず、遠くから聞こえるマニベのかなでる美しい草笛に誘われて湖畔にさまよいいで、月淡き湖に二人は丸木舟で沖に漕ぎ出しました。
この世に結ばれぬ運命を故郷の湖底に結ぼうと身を投げたのです。
酋長をはじめ村人も、二人の深く清い心をそのとき初めて知り、二人の永遠の幸せを祈りました。
セトナとマニベの激しい恋の魂は、まもなくマリモの姿と変え、湖の中で永遠に生きて行き続けていると伝えられています。

阿寒湖では、いまでも相愛の男女がマリモに祈りをささげると、いつまでも幸せになるといわれています。

お土産としてもおなじみのマリモ。

ひとつの大きな玉のように見えますが、実はたくさんの小さな糸状の藻がからまりあって球をつくっています。

天然のマリモは、すごく長生き。

水の綺麗な湖の中で、直径30センチ程度まで大きくなるものもあります。

なぜ、阿寒湖のマリモだけが丸くなるのかは、よくわかっていませんが、石を抱えているものもあるというので、それに藻が水流で巻き付いて大きくなったのだろうと言われています。

しかし、光合成が中まで届かないくらい大きくなると、中の藻が溶けて空洞が出来て崩れてしまいます。

でも、崩れた藻はまた小さなマリモとなって漂います。

アイヌの伝説にあるように、湖底で結ばれた命は末永く生き続ける。

アイヌ人は昔、文字を使いませんでした。

このような伝説はすべて口伝えです。

各地に伝わるアイヌ伝説は、今も語り継がれています。

 

皆さんも機会があれば、是非、一度見に行ってくださいね。

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