漢方の6つの体質と、その特徴

漢方の6つの体質と、その特徴

「気・血・水(津液)」は、不調の原因を探るためのものさしです。

これらが充実し、円滑に巡ることによって五臓が機能し、心身は健康な状態となります。

多くの日本人女性は「気虚(ききょ)」をベースにほかの体質もあわせ持つ人が多いようです。

症状が重なる人は、両方の体質のアドバイスを見て下さい。

 

「気」の異常(気虚、気滞)

≪特徴≫

気は、一種のエネルギーです。

そのため、重労働や激しい運動をしたあとには、だれでも一時的に気が不足した状態になります。

それでも、きちんと食べて、よく眠れば、翌日には自然に気が回復するはずですが、過労が続くと、気の回復が遅れ、慢性的に気が不足した状態となってしまいます。それを「気虚(ききょ)」といいます。

また、気は、のびのびと滞りなく、体じゅうをめぐっているものですが、ストレスや心配事などが続くと、気のめぐりをコントロールする機能が乱れ、さまざまな症状があらわれるようになります。この状態を「気滞(きたい)」と言います。

≪出やすい不調≫

「気虚」:疲労倦怠(だるい、疲れやすいなど)、消化機能の低下(下痢、胃もたれなど)、風邪をひきやすい、花粉症やアレルギー症状を起こしやすい。

「気滞」:自律神経の不調(イライラ、怒りっぽい、憂うつ、情緒不安定など)、お腹の張り(ゲップやおなら、乳房やわき腹の張りなど)。イライラしたときは食べてもOKです!

 

「血」の異常(瘀血、血虚)

≪特徴≫

ふだんはスムーズに流れている血が、何らかの原因で滞ってしまった状態を、「瘀血(おけつ)」といいます。

瘀血が引き起こされる主な原因としては疲労倦怠、血液不足、冷え、外傷などが代表的です。

また、生理により出血がある女性や、偏食や、食生活が単調になりやすい人は、血のもととなる栄養がとれにくく、このように血が不足した状態を「血虚(けっきょ)」といいます。

≪出やすい不調≫

「瘀血」:痛み・しこり・黒ずみ が3大特徴と言われます。肩こり、頭痛、生理痛、目の下のクマ、シミやソバカスなどです。

「血虚」:顔色が悪い、肌が荒れやすい、爪が割れやすい、抜け毛や白髪。こむら返り、動悸などの症状。眠りが浅く夢をよく見る、驚きやすい、不安感などの精神的な症状もあります。

私はこの「血虚」体質でした。

爪が割れる、白髪、こむら返り、必要以上に驚きやすいなど、症状がすべて揃っています。

 

「水(津液)」の異常(陰虚、痰湿)

≪特徴≫

「津液(しんえき)」とは、体の中の血以外の水分のことを指します。

体に必要なうるおいを表す「陰」は、加齢とともに不足しやすくなります。

スポーツやサウナで汗をかくと、肩こりや頭痛、疲労感などがあらわれることがありますが、そのような状態が慢性化しているのが「陰虚(いんきょ)」です。

また、水のめぐりがいったん滞ると、「よどんで濁ったもの」に変化してしまいます。それを「痰湿(たんしつ)」といいます。
痰湿の原因はさまざまですが、もっとも多いのは、食べ過ぎの食生活を続けた場合、「よどんで濁ったもの」は中性脂肪やコレステロールなどに変化し、それば血中に入り込み、血管にへばりつくと、血液の流れを邪魔します。

≪出やすい不調≫

「陰虚」:肌の乾燥、のどの渇き、寝汗、目が乾きやすい、ほてり、のぼせなど更年期症状に似ている。

「痰湿」:むくみ、肥満または水太り、肩凝り、頭重感、吹き出物、痰・口が粘るなど

舌にべったりとした白い苔がつくのも特徴です。

 

長くなりましたが、自分に当てはまるものはありましたか?

この体質チェックは、「未病」を知るという目的もあります。

「未病」とは、病気にはなっていなくても健康ではない状態を言います。

この「未病」を癒すのが、漢方医学の特徴です。

薬膳を日常生活に取り入れて、健康と若々しさをキープしましょう!

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