過去に囚われないで生きるには
過去に囚われないで生きるには
最近、自分の過去を普通に語れるようになりました。
語るには、聴いてくれる相手がいないと語れません。
当たり前のことですよね。
でも、その当たり前が当たり前じゃないんですよ、意外と。
こんばんは、
介護をする人の心と体を整える、ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。
以前のブログにも、グリーフという喪失体験から来る悲嘆と反応のことを書きました。
私にとって、自分の辛い過去=ダメな自分でした。
離婚で子供達を引き取ったのに、結果的に手放してしまうことになった過去。
私の母親は、出来の悪い母親の私を責めました。
以前の私は、それを聞きたくなくて、母親に電話ができなくなったこともありました。
そして、自分の辛い過去に蓋をして、自分の中で辻褄をつけて生きて来ました。
離婚の原因は、元夫のお金の問題、
もうそんな人生を送りたくないと思えば思うほど、悪いことばかり起きました。
信じた人にお金を貸してしまい返ってこなかったり、車を盗られたり信じられないことばかり。
お金に困るような生活はしたくないと思うと、お金に困ることが起こるんです。
私が変わったのは、あるセラピストから受けたカウンセリングでした。
蓋をして仕舞っていた自分の子供の頃のことや、自分が子供に十分な愛情を注げなかったことを聞いてくれました。
セラピストは私に、母親が側にいないと子供は幸せになれないという、私の思い込みに気づかせてくれました。
だから、それができない自分をずっと責めていて、そのストレスが体も蝕んでいました。
それがきっかけで、私は、カウンセラーの学びを始めました。
私のカウンセラーの先生も、自分の思いが現実を作っているという、鏡の法則について教えてくれました。
私のお金に困る生活は2度としたくない、もう人に裏切られたくない、子供たちに謝りたい。
その思いの全てが、鏡のように反対の姿で、現実に映し出されていたんだと気づきました。
過去は変えられません。今この時を生きなければ。
傷ついた自分を癒しているうちに、自分が変わっていくのがわかりました。
人と繋がることができるようになり、自分から積極的に社会に出て行動を起こすことで、
自分のこともオープンに話せるようになり、体調も良くなりました。
いろいろな人に感謝し、母親とも連絡をとるようになりました。
再婚した夫を大切にして、夫の子供達にも気を遣わずに、上手に付き合えていると思います。
そんなこと言っても、辛い過去の蓋をあけてしまったら、また苦しい気持ちと向き合わなければならないでしょ?
そう思う方もいると思います。
過去は過去、辛い気持ちと向き合うことはありません。
ただ、表に出すことで、自分の間違った思い込みに気が付くことはできます。
蓋を占めて閉じ込めている気持ちが、無意識に体に反応を起こしていることもあります。
もし、あなたが自分の過去の話を誰かに語りたいと思うのなら、カウンセラーを頼るのも一つの方法です。
知り合いには話せないけど、他人のカウンセラーという立場の人なら話せるかもしれません。
もし、私に聞いて貰いたい方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームからメールしてくださいね。
もう、過去に囚われるのは終わりにしませんか。
