自分がわからないイライラはどこから来るの?
自分がわからないイライラはどこから来るの?
あなたは、時々、理由のわからないイライラに悩むことはありませんか?
それは、更年期障害じゃないかな、睡眠不足?ストレスかな?
原因は外側にあると思っていると、イライラの原因にたどりつけません。
介護をする人の心と体を調える、ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。
では、自分のイライラの原因を見つけるのにはどうしたらいいのでしょうか?
まず、自分自身にに問いかけてください。
2. その時、あなたの体はどんな反応を起こすのか
3. その時、どんなことを考えていましたか?
4. その考えの反対の考え方はなんですか?
5. 3の考えのメリット、デメリット、3のように思う理由(事実のみ)は何ですか?
6. 4のように思う理由は何ですか?
7. あなたが、もし、友人から、同じ相談を受けたら何てアドバイスしますか?
8. 3の考えの理由と4の考えを「しかし」で繋いでみましょう
以上のことに、以下の例を当てはめてみましょう。
夫の顔を見るとイライラする
1. イライラする場面・・・夫にLINEを送って、既読になっても返信が来ない。
2. 体の反応・・・頭に血がのぼる、携帯を何度も開く、うろうろ歩き回る。
3. その時の考え・・・既読になっているのに、なぜ返事をくれないの?大事なことなのに。
4. その考えと反対の考え・・・既読になったから、夫には伝わっているんだ。大事なことだから直接話したいのかも。
5. 3の考えのメリット・・・返事をもらえれば安心する。
3の考えのデメリット・・・イライラする。自分がないがしろにされているような感じがして落ち込む。
3の考えの理由(事実のみ)・・・誰に対してもLINEの返信が遅い。
6. 4の考えの理由(事実のみ)・・・いつも帰ってきてから、その話をする。
7. 友達から同じ相談をされたら・・・私も同じ!と共感する。でも、相手の都合もあるからね。
8. 3の理由と4の理由を繋ぐ・・・夫は誰に対してもLINEの返信が遅い、しかし、いつも帰ってきてから、その話をしてくれている。
これは、私のメンターでもある今泉智樹さんの著書「クライエントの信頼を深め心を開かせるカウンセリング技術」のPFC分析シートを元にしたセルフカウンセリングの方法です。
この例で気がつきましたか?この人がイライラしていた原因を。
赤字で書ている「自分がないがしろにされているような感じ」⇒自分が大切にされていない
とも言い換えられますよね。
メールの返信が来ないことで、自分が大切に思われていないというふうに思ってしまう。
その思いは、幼い頃の体験から自分が作ったルールなのかもしれません。
でも、大丈夫です。
この奥さんは、夫は誰に対してもLINEの返信が遅い、しかし、いつも帰ってきてから、その話をしてくれている。
ということに思えるようになりました。
ずいぶん大人になったと思いませんか?
子供の頃に作られたルールは、潜在意識にしっかり書き込まれて、自分を苦しめていることが多いのです。
でも、こうして書き換えることも可能なんです。
皆さんも、治したくても治せない癖や、自分の考え方、イライラなど
カウンセリングで治してみませんか?ずいぶん生き方が楽になりますよ!
もちろん、セルフカウンセリングで自分の内面を探って書き換えることも可能です。
カウンセリングは病んだ人がうけるというものではありません。
気軽に受けてくださいね。
・カウンセリングの申し込みはこちら ➡ 申し込みフォーム
