日本人に安楽死が受け入れられない理由

日本人に安楽死が受け入れられない理由

今日は、中学校区で開催されている、地域の困っている人を支えるための会議に参加しました。

会議は地域の社会福祉協議会と、行政、医療、福祉、介護の専門家、民生委員、障害者団体の役員などで構成されています。

地域には、1人暮らしで認知症で身寄りのない人、1人暮らしで引きこもり、買い物にも行けないなど、ご近所が見守っていて心配な人が時々います。

高齢者がほとんどですが、介護保険を受けることも拒否をして、「誰の世話にもなりたくない」という人もいます。

自分の家の近所で、孤独死を出したくないという理由もそうですが、日本人は基本的に優しいんだと思います。

 

介護をする人の心と体を調える、ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。

私がケアマネジャーで担当する方で、アメリカとイギリスに住んだ経験のある方がいます。

その方は、視覚に障害があります。

「日本人は、身内が居なくても他人が優しくしてくれて、よく面倒をみてくれる人が多い」と言います。

外国では、介護が必要になったら施設に入る人が多く、自宅では十分な介護は得られない。

だから、安楽死を望む人が多いんだと思うと。

実際、ガイドヘルパー(視覚障害者の外出を支援するヘルパー)も居なかったそうです。

日本では、親子の情が強いし、地域や行政が助けてくれるから、安楽死を望む人は少ないと思うと話されていました。

私もそう思います。

尊厳死と安楽死は違うと思うからです。

 

 

私もこの会議に出るたびにそう思います。

身内が近くにいない人の、身内を探すってとても大変なことです。

「迷惑だ、連絡しないで欲しい」と言う人も、少なくありません。

困っている人が施設に入る時には、保証人になってくれる身内が必要です。

根気よく探すと、一人くらいは動いてくれる人が見つかることが多い。

ほんとうに優しいですよね。

 

今、結婚しない中高年の子供と住む高齢者も多く、これからは1人暮らしがさらに多くなります。

地域を支える人の世代も変わります。

日本にも、日本尊厳死協会があって約11万人の人が登録者がいます。

しかし、尊厳死は法律で認められていません。

会員証を持っていたとしても治療をやめてもらえないケースもあります。

しかし、最近はしもの時の話合い(アドバンス・ケア・プランニング)の重要性が広まっています。

尊厳死の意思があるかどうかで、地域でも看取りも必要になってくると思います。

2030年になると、地域を支える会議のメンバーもかなり変わるでしょう。

日本でも尊厳死をもっと重視する時代が来るかもしれませんね。

 

今日も最後まで、ブログを読んで頂いてありがとうございました。

では、またね(^^♪

 

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