人を助ける仕事と、幸せにする仕事との違い

人を助ける仕事と、幸せにする仕事の違い

人はよく、自分の夢を語る時に、人に喜ばれる仕事したい

人を助ける仕事をしたいと話す人いますよね。

 

自分もその一人で、人を助けること、満足度を上げることに生きがいを感じる

生き方をしてきました。

最近、仕事をしていてふっと感じることがありました。

 

それって、人のために本当になっているのだろうか?と。

 

介護をする人の心と体を調える、ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。

 

医療や介護、福祉で働く人は、人を助けて感謝されることに生きがいを

感じて、それが仕事を続ける意欲になっている人が多いと

思います。

 

でも、私たちの仕事って本当にそれでいいのだろうか?

と疑問に感じることがあります。

 

 

例えば、あなたの大切なお母さんが、

足が悪くして歩けなくなった時、欲しいものが取れなくて

娘を呼びます。

娘は必要なものを取りに行って渡します、

お母さんは、「ありがとう」と声をかけてくれました。

 

娘は、お母さんが困らないように、手の届くところに

必要なものを置いて、自分の部屋に戻ります。

 

それから、2時間くらい経って、また取ってほしい物が

できて、娘を呼ぶ。

その繰り返しで、お母さんのベッドの周りは物でいっぱいに。

お母さんは、ベッドの上で娘を呼び続ける。

娘は、いつ呼ばれるかわからないから、母親のそばを離れられない。

 

家庭の中ではありがちな状況ではないでしょうか。

母親思いのとてもやさしい娘さん。

ありがとうと感謝の言葉をいつも口にするお母さん。

 

お風呂に入ることができず、病院に通うことも出来なくなり

娘が介護サービスを本人に勧めますが、本人は拒否。

困った娘さんが市役所に介護保険の相談に。

ケアマネジャーが入ってお母さんと話しても

お母さんは、娘さんの介護じゃないと受け入れません。

 

 

お母さんの優しさは、自分の中にある孤独感からくる

支配欲であることがあります。

本人は気が付いていないと思います。

母親に優しい言葉で支配され続けた娘は、

自分の夢や可能性を諦めて、失敗の経験もないから

心が弱く怯えています。

 

「母に頼られる自分でありたい」

「私でなければ母を救えない」

「私無しでは母は何もできないの」

「自分の存在意義を失いたくない」

 

そういう思いにとらわれて

そばを離れられないし、離れることが怖いのです。

 

そのような心理は、

ケアマネジャーや介護、医療で働く人たちの中にも

存在していることに気が付きました。

これは、カウンセラーの勉強をしていなかったら

分からなかったと思います。

 

私は、最近、別のケアマネジャーから引き継いだ、

母娘の家庭を担当した時それを感じました。

 

幸い、娘さんは介護サービスを希望していたので

週1回サービスは入っていましたが、本人は気に入りません。

無理難題を言っては、担当を変えてほしいと言うのだそうです。

会ってみて、お母さんは話好きであることがわかりました。

お母さんの話を、よく聴きながらケアができる人。

私は、徹底的にお母さんが気に入る人を見つけること

から始めました。

介護サービス側は、人手が足りないので人を選ぶことは快く

思いません。

でも、ホームヘルパーで一人、気の合う人ができました。

 

 

娘さんも喜んでいますが、娘さんがそこで母親を取られたような

気持ちにならないようにしないといけません。

娘さんの心をケアする方法は、介護保険サービスではありません。

そこはケアマネジャーが話し相手になってフォローします。

 

お母さんが自宅から外に出ることは難しいかもしれませんが、

その間に人を緩衝材のように入れることで

救われる家族もいると感じました。

 

あなたも、人を助けたい、喜ばせたいではなく、

人を幸せにすることを生きがいに仕事や生活をしてみませんか?

 

 

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