男性介護者と女性介護者の違い

男性介護者と女性介護者の違い

 

最近は、高齢世帯や、独身の息子さんとの同居世帯が増えています。

高齢世帯の場合、旦那さんが先に介護になるとは限りません。

年齢に関係なく介護は訪れます。女性が介護を受ける側になる場合も少なくありません。

ご主人や息子さんの介護と、奥さんや娘さんの介護ではそれぞれ特徴があります。

 

こんばんは、介護をする人の心と体を調える、ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。

日本では「介護の役割は女性のもの」と昔から思われていました。

しかし今日、全国の在宅介護者336万人のうちの109万人、およそ3分の1が男性なのです。

男性の介護については、介護する人の背景が大きく影響します。

背景とは、介護になる前にどんな生活をしていたか、

家事はやっていたか、奥さんとの関係は良かったのか、仕事しているかどうかなどで介護のやり方は異なります。

男性の場合、仕事から引退し、介護が仕事のようにできる人は介護に献身的です。

性格も関係しますが、女性よりも小まめに気配りをする人も多いです。

たとえば、奥さんがデイサービスに行きたくないと言ったら無理には勧めません。

これが、反対の立場であれば、周りを巻き込んでも、本人を説得してでも行かせようとする人が多いような気がします。

 

 

介護サービスの利用の仕方も、男性と女性では違います。

例えば、旅行に行くとき、女性はしっかりショートスティという、泊りサービスを使って友達や子供と出かけます。

男性介護者は、たとえ奥さんが車いす状態でも、一緒に連れて行く方が多く、あまり施設にあずけようとしません。

旅行に行くのも一人ではつまらないから、奥さんを連れて行きたいと話されていました。。

私が以前、担当していたご夫婦は、年に1回二人で海外旅行に行っていました。

奥さんは要介護4で車椅子。利尿剤を調整して、飛行機の中ではあまり尿が出ないようにして

飛行機で移動します。

二人の誕生日には、船旅をすることが楽しみでした。

「飛鳥Ⅱ」や「パシフィックビーナス」などの船旅は、客室でおむつ交換ができるから

飛行機よりも楽だと話していました。

「自分の年に1度の、ご褒美だ、一人できても楽しくないから」と話されていました。

カナダでオーロラを見たのが、最期の旅行になりました。

今はどうしているのか、介護保険では契約が終了しているので、それ以上はわかりません。

女性の介護者でも、電動車いすを借りて一緒に旅行する奥さんもいますが、比較的若い方が多いような気がします。

最近は、「男性介護者の会」も出来て、男性の介護者を支援する動きもあります。

今後は、男性介護者への支援を、地域でも広げていきましょう!

 

 

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2 thoughts on “男性介護者と女性介護者の違い

  1. アバター コッシー より:

    初めまして
    要介護5の妻を在宅介護している男性介護者です。

    経験豊富な中から見事に特徴が思い当たります。
    介護サービスに預けるよりは、2人でお出かけする方が楽しいです。

    ただ、「人に助けを求めることができない」「介護心中」というのは
    吉田さんの経験からそう思いますか?

    確かに近所づきあいはあいさつ程度です。
    でも、本当に困ったときは介護のプロ(看護師さんやケアマネさん)に相談します。

    男性介護者=助けを呼べない=虐待、殺人と結びつける風潮はいかがかと思います。

    今後とも男性介護者のプライドを持ちあげつつ
    応援お願いします。

    1. suisei227 suisei227 より:

      コッシー様

      コメントありがとうございます。
      ご指摘の部分ですが、自分でよく読み返してみて
      一部の報道を、一般化してしまったような表現だったと反省しています。
      この部分については、修正いたします。

      今後も男性介護者の方について、応援していきたいと思っています。
      まだまだ、文章も未熟で配慮に足りない部分もあると思います。
      ご感想やご意見を真摯に受け止め、皆さんに発信していきたいと思いっています。
      今後ともよろしくお願いします。

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