第2話 在宅介護サービスの種類とメリット

第2話 在宅介護サービスの種類とメリット

あなたの大切な家族は、今、どこで介護を受けていますか?

自宅ですか、それとも、施設ですか?

介護をする人の心と体を調える、ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。

 

家族から相談があり、私が初めて訪問する訪問先で

よくこんなやりとりを見かけます。

デイサービスを勧める家族に対して、

介護を受けるご本人が、こう言います。

「施設なんて、年寄りばっかりで、あんな所に行って何が楽しいんだ」

「風呂なら自分で入るからいい」

家族は、困って途方にくれます。

そして、思わず一言「自分だって年寄りなのに…」

 

私たちは大人になると、実年齢と比べて、

精神年齢は10歳下になると言われています。

自分が介護になった時、弱った姿を人に見せたくないから

自宅に引きこもってしまう人も多い。

 

訪問のサービスは、基本的に、1対1の関わりなので、

相性が合えば、とても満足度が高いと言われています。

では、実際はどんな種類があるのでしょう。

 

訪問のサービスの料金一覧(料金が安い順)

(提示している料金は1割負担の基準値なので、お住まいの地域によって変わります。)

第1位

訪問介護(ホームヘルパー) :  30分~1時間 395円

第2位

訪問看護 : 1時間 819円

第3位

訪問リハビリ : 1時間 879円

第4位

訪問入浴(浴槽持込で入浴) : 1回(約1時間)1,256円

第5位

訪問診療(居宅療養管理指導) : 医療費+交通費+509円

訪問のサービスは、時間で料金が変わりますが、

たいてい、1回1時間程度が基本となります。

 

ヘルパーやリハビリスタッフの訪問では、

話し相手になってくれたり、リハビリが受けられます。

屋外で歩行訓練をしたり、ヘルパーと買い物に行ったりもできます。

 

訪問入浴では、家のお風呂に入れなくなったとき

浴槽とお湯を沸かすボイラーを積んだ訪問入浴車で、

ヘルパーと看護師が自宅を訪問し、寝たままお風呂に

入れてもらえます。

もうお風呂は入れないと諦めていた人も、

ゆっくり自分だけのお風呂を楽しめます。

 

看護師の訪問は、健康に関する心配なことを相談したり、

医師に確認してもらえます。

訪問診療には、内科の先生のほかに、歯科医や薬剤師もいます。

自宅で、点滴をしてもらえたり、

入れ歯を作ることもできますよ。

薬剤師からは、お薬も届けてもらえます。

歩けなくて、通院が大変な人は、

かかりつけを訪問の医者にすると安心ですよ。

 

福祉用具を使えば、一人暮らしも安心

足が不自由でも、一人暮らしをしている人はたくさんいます。

家具の配置を変えたり、福祉用具を使用して安全に配慮すれば

介護サービスを利用しながら、自宅で最期まで暮らせる人もいます。

 

電動ベッドを中心に、近くに冷蔵庫や低い棚を置き、移動は最小限に、

伝え歩きができるように家具を配置してトイレへ。

 

福祉用具は1ヶ月、200円~1300円程度のものが多く、

毎年、新製品が出て変えられるので、買わずに借りる人が多くなっています。

転んでも骨折しないように、ウレタン素材の敷物を使用したり

離れて暮らす親の様子を、子供が携帯の画像で見られる

福祉機器もあります。

 

介護保険が適応になりますので、ケアマネジャーに相談して

自宅で出来るだけ自立した生活ができるようにしましょう。

自宅看取りを叶えることも。

 末期がんで療養している人も、本人や家族の希望で

自宅で訪問診療や、訪問看護を受けながら、穏やかに生活している方が

多くなってきています。

病院と違って、疲れたら横になれるし、用事も済ますことができる。

近所の人や親せきも来てくれたり、たくさんの親しい人とも触れ合える。

 

介護は、疲れないように考えるのが一番だと私は思います。

自宅に人を入れることに抵抗のある人もいますが、

訪問サービスの職員とのふれあいは、自宅にいながら社会とのつながりを

感じられるから、喜んでいる人もたくさんいますよ。

 

団塊の世代に受け入れられるサービスとは

訪問サービスを中心にお話ししましたが、それ以外に、

通いのサービスや、短期間泊まれるサービスもあります。

しかし、ここであえて訪問サービスを紹介したのは、

値段がリーズナブルであるということばかりでありません。

 

現在70歳前後にある団塊の世代の方々は、

あまり幅広い年代の集団に入ることを

好まない人が多いためです。

女性はそれでも比較的、社交的な人が多いので、

お友達が通うならと、編み物や料理など、

カルチャーな選択制のサービスを利用しますが

男性は短時間リハビリして帰るサービスくらいしか

利用したがりません。

 

親の介護で、デイサービスを見たことがあるという人も

いるためかもしれません。

でも、心の中では、本当は寂しいと思っている。

だから、訪問サービスの職員には、

戸惑いながらも笑顔で対応してくれる。

これからは、高齢者世帯が増えてきます。

介護職員は施設に偏りがち。

訪問のサービス、もう少し増えるといいですね。

 

 

 

 

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