【介護とお金の話】第1話 介護保険料はいくら納めているの?

【介護とお金の話】第1話 介護保険料はいくら納めているの?

おはようございます。

介護に関わる人の心と体を調える、ケアマネカウンセラーの吉田和枝です。

 

突然ですが、あなたや、家族の介護保険料はいくら納めているのか

知っていますか?

では、まず、会社務めの方は、給料明細書の控除項目を見てみましょう。

保険料は、健康保険料と同様に、給与の額に応じて決まり、

その半額を会社が負担します。

だから、実際には引かれている額の2倍が、介護保険料です。

自営業の人の保険料は、国民健康保険の保険料に上乗せする形で納めます。

 

65歳以上の人は、年金から天引きされる(一部納付書で支払う人もいます)ので

わかりやすいですよね。

 

介護保険料は、2018年調べで、全国平均、月5,869円。

最高額は月9,800円で、福島県葛尾村。

最も低額は北海道音威子府(おといねっぷ)村で月3,000円

と住んでいる地域でかなりの差があります。

 

保険料が安い地域と高い地域の違い

 介護保険料は、あなたの住む市町村の住民が、

どのくらい介護サービスを使っているかに応じて変わります。

当然、たくさん使えば高くなりますし、ちょっとしか使わなければ低くなります。

健康な人が多い地域は安くなるということでしょうね。

 

日本で一番、介護保険料の安い北海道の音威子府村には、

特別養護老人ホームや老人ホームといった滞在型の介護施設がありません。

そのため、介護の重くなった高齢者は他の市町村に離れていく。

歳をとると、生まれ育った場所を離れたい人はいませんから、

おのずと、健康への意識が高くなってきます。

 

う~ん、住民の意識も大切だっていうことでしょうか。

 

なんか保険を使わなければ安くなるって、自動車保険みたいですよね。

 

消費税増税に伴う低所得者対策

2019年10月から、低所得者対策で介護保険料の一部が

引き下げられました。

65歳以上で住民税を納めていないことが、最低条件ですが、

いくら安くなったのでしょう?

収入により差はありますが、最高で年額7350円安くなります。

月にすると、612円程度。

65歳以上の保険料は、年金から引かれているから、

あまり実感わかないかもしれませんが、

少しでも安くなるということは、ありがたいことですよね。

「世帯分離」のメリット・デメリット

皆さんは、「世帯分離」という言葉を知っていますか?

ここでいう「世帯」とは独立した家で暮らしているかどうかを

意味するものではありません。

極端な話、息子家族と同居している親でも、役所に届けるだけで

世帯を独立させることができる、

それが「世帯分離」です。

 

介護保険料は、世帯主の所得などの条件によって決まるのが基本です。

このため、高齢者自身が世帯主で、年金以外に所得がない人の世帯は、

保険料が安くなる可能性が高いということです。

 

介護保険料ばかりでなく、介護保険施設に入所した時の、

食費や部屋代が安くなるというメリットや、

自己負担が、15,000円以上になると、市町村からお金が戻ってくるという、

「高額介護サービス費」の対象にもなります。

(※市民税非課税になる場合)

 

ただし、世帯分離にはデメリットもあります。

 

例えば、子供と親世帯の両方が国民健康保険の場合、世帯が2つになることで、

全体で見ると支払う保険料が従来よりも高くなる危険性があります。

また、企業によっては高齢の親が同一世帯にいる場合、

社員に独自の扶養手当を支給するケースもあり、世帯分離をすると

その分の手当てがもらえないことになります。

 

だから、よく家族で話し合って決めてくださいね。

 

 

 

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